豊富な法律知識で早期に解決します
遺産分割の問題は放置しておくと問題が複雑化したり、数次相続が発生し関係者が増えてしまうなど話がややこしくなっていきます。どうぞお早めにご相談下さい。
小さいころは兄弟姉妹の仲がよかったとしても、大人になるとそれぞれに配偶者がおり、相続が発生したときにもめ事が起きてしまうのは世の常です。夫婦間の問題は離婚すれば済むこともありますが、親族間の問題は根が深いことも多いものです。そして、いったん争いになると、遺産相続が長引いてしまい、疲弊してしまいます。弁護士が介入することのメリットは、そういったトラブルを解決して、早期に遺産を受け取ることができる点です。
現金や預金などの遺産であれば、遺産分割は比較的スムーズに進みます。しかし、問題が多いのは遺産の中に不動産が含まれる場合です。実際に遺産の中に不動産が含まれていることは多く、親御さんが住んでいた一つの建物のことでもめる場合もあります。
不動産でもめてしまうのは、分け方が複雑なためです。売却して現金化したものを分割しようにも、反対意見が出てしまいがちです。このようなことが予測される場合には、やはり遺言をしておくことが肝心でしょう。
相続でお悩みの方の中には、弁護士以外の司法書士、行政書士、税理士などのどの士業に相談したらいいか分からないという方もいます。いずれの士業も国家資格で、何ができて何ができないのか、法律できちんと定められています。
「相続財産・相続人の調査」「遺産分割協議書の作成」は、上記の士業はすべて行うことができます。一方「代理人としての示談交渉」「調停」「審判」は弁護士にしかできません。すなわち、争いになった場合は、弁護士のみが介入できるということです。
もし仲の悪い兄弟姉妹や親族がいるのであれば、相続が発生する以前から公正証書遺言の作成をしておくことが大事です。親御さんがお元気なうちに、どのような財産でもめ事がおきそうか、事前に弁護士に相談しておけば、「このような遺言を残せばいいのでは」というアドバイスができます。事前に紛争を予防することは可能だと思います。
相続の協議の途中で「本当に財産はこれだけか」という質問が出ることがあります。こうしたときは依頼者様に連絡をして、なるべく早く真摯にお答えし、相手方にご納得いただける方向に持っていく努力をします。
ただし、相手方が「その情報を信用できません」となったら、それはそれで調停を申し立てて、裁判所の中で話し合いして解決するという方向になります。
遺産分割の問題は放置しておくと問題が複雑化したり、数次相続が発生し関係者が増えてしまうなど話がややこしくなっていきます。どうぞお早めにご相談下さい。